美肌知恵袋-皮膚のしくみ

 皮膚は、大きくわけて表皮、真皮、皮下組織の3つの組織からできています。
 表皮は、皮膚のもっとも表面にあるもので、角質層、透明層、類粒層、有棘層、基底層の5つに分かれます。
 この中の角質層は水分保持を行うもっとも大切な部分です。また、基底層でつくられた表皮細胞がターンオーバーによってどんどん上へ押し上げられ角質層で剥がれ落ちていきます。
 表皮の状態が問題なく保たれていると肌のうるおいも十分に保つ事ができます。
 真皮は皮膚の本体で、肌の弾力性にかかわっています。ここにあるコラーゲンやエラスチンが断裂などを起こすと、しわができ、肌の老化を引き起こします。
 皮膚のきめの細かさは皮溝という皮膚の表面の溝の幅や深さではかります。皮溝の幅や深さが適度でそろっている肌をきめの細かい肌といい、溝の幅や深さが均一でなくデコボコしているときめの粗い肌ということになります。